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沈黙の3ヶ月 腰椎分離症からの再スタート 福井琢斗

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 『今月から週一で乗艇を開始しました、強度は本当に低くて感覚を取り戻すような、まさにリハビリです。ウエイトも始めていますが、Maxの50%の強度で30〜50回を数セット、あとはランニングです。ダイエットのために』

 インカレ、全日、国体等に彼が姿を現す事はなかった。彼は腰椎分離症で3ヶ月の安静を医師から命じられていたのだ。

ー 今の状態は?

福井:今は痛みもありませんし、腰の重い感じもありません。

ー腰に症状が出たのはいつから?

福井:2018年の国体前からです。腰の下の方に違和感というか重い感じがありました。当時は筋肉痛とか疲れからくるものだと思っていたので、特別気にしてはいませんでした。国体前なので練習の強度も高まり、身体のパフォーマンス自体はどんどん上がっていったのですが、腰の違和感のようなものはずっと感じていました。国体が終われば受験に入るので、とりあえず国体まではと。

福井:国体が終わり、年明けまで一切練習はしませんでした。腰のためというより、受験があったので自然と練習から離れ、腰の違和感も自然と消えていました。

ー次に症状が出たのはいつ?

福井:年が明けて練習を再開して間もなくです。ロング(60〜90分の乗艇メニュー)を数回したら再び腰に違和感を感じるようになりました。自分としては筋肉疲労からくるダルさのようなものだと思っていたので、筋肉を解しながら練習は継続しました。

ー医師に診てもらうという判断をするきっかけは?

福井:2019年7月頃には、普通の生活も困難な状態になってました。国体で勝負する事を一つの目標としていたので、県の選考会の後に休息をとればどうにかなるかと考えていたのですが、普通に動ける状態ではなくなっていました。パフォーマンスが上がる中で練習を中断するという決断を下すのは難しいと思います。

ー病院に行って医師の診断は?

福井:『第五腰椎分離症』でした。3ヶ月のコルセット着用と運動禁止です。第五腰椎は骨盤に近い部分で、カヌーの長座の姿勢によって負荷がかかりやすい場所らしく、一般の腰椎分離症とは少し部位が異なるそうです。完全に良くなるかは微妙なところで、僕は運良く回復の方向に向かってます。

本人のMRI画像

福井:今は本当にリハビリの段階で、ちゃんと漕げる状態に戻るのはまだ先になります。これまでも体幹トレーニングなどは行ってきましたが、より丁寧にその辺りも鍛えていく予定です。あとはストレッチなどのケアですね。練習で全力を出してそのまま終わりではなく、しっかりストレッチなどのケアまで取り組んでいきます。
大学でスポーツトレーニングについて学んでいるので、今の経験や時間をしっかりと次に繋げていきたいと思います。

彼はマイペースだ。他人と比較する事なく自分の中で仮説と検証を繰り返す。そしてそれが彼の強みになる。大学で学ぶ知識を素材として、どう使うのか、ゆっくりと楽しみにしたい。

自分の理想とする動きと現実のズレを修正

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